いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ダーク・ラビリンス

【概略】
1984年の夏。12歳の少年ティミーは口うるさい父親にうんざりしていた。ティミーの親友のひとり、ダグは母親の虐待に苦しんでいた。そしてもうひとりの親友バリーは、墓地の管理人を父親を持つ。3人はそれぞれの悩みを抱えながらも、いつもの気だるい夏を過ごしていた。そんななか、10代のカップルが地元の墓地から失踪するという事件が起きる。ティミーたちは、伝説の怪物グールの仕業ではないかと想像を巡らせ自分たちだけで墓地の地下の調査を開始する。しかしティミーたちが足を踏み入れた墓地の地下は想像を超えた恐ろしい迷宮へと繋がっていた…。
スリラー


.0★★★☆☆
子供と見られるようなファンタジーの要素はなく、大人向けの内容でした。過去に、事故があり鉱床が閉鎖されてしまったためか住民がなんだか荒んでいるような小さな町。12歳の3人の少年たちは、それぞれの境遇に不満をもっていた。大きな穴を見つけた3人はグールに注意の言葉を信じて墓地の地下にグールがいるのだと信じる。そんな中、いじめっ子が行方不明になったり、墓地で遺体が発見されたりと事件が。3人はそれをグールの仕業だとして調査をはじめるのだが…。
町に伝わる鉱床の怪しい話などはあるものの、テンポが微妙に悪いので盛り上がりにかける。しかし内容は悪くはなく、バリーの父親の過去の部下の話などはなかなか悲痛でもあった。ダグは母親の性的虐待で苦しんでいたし、幸せな家庭だったのはティミーだけ。
「グール」だったのは、あのバリーの父親の過去の事件の男性だった。バリーの父親がどんな事でもかなえるけれどと穴にむかっていたのは償いだったのでしょうね。映画はここで終わるのですが、おそらくバリーの父親もなんらかの罪になるでしょうね。そしてあの「グール」はきっと妻子を失った事で狂ってしまっていたのでしょう。
12歳という微妙な年頃の、墓地に地下基地を作ったりといった想像の世界に夢中になる少年たちが、現実の世界に直面しながらも、成長していく姿を描いた作品でもあると思う。