いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

大魔術師“X"のダブル・トリック

【概略】
1920年代の北京。権力者の雷大牛は、愛を受け入れてくれない第七夫人の柳蔭の機嫌をとるため、著名なイリュージョニスト張賢を屋敷へと招いた。実は張賢の目的は、屋敷に幽閉された師匠とその娘の柳蔭を救い出すこと。彼女は張賢の恋人だったのだ。軍閥転覆を狙う革命団や勢力を争う軍閥たちが入り乱れ、張賢の決死の計画は二転三転していく…!
アクション


.0★★★☆☆
トニー・レオン主演。ジョウ・シュンさん相変わらず可愛い。
主人公がマジシャンということなので、大なり小なり奇抜な種がちらほらと。雷大牛が憎めないキャラなので、なんだかコミカルな展開に。なにせ寵愛する無理やり第七夫人にしたヒロイン柳蔭に愛を受け入れてもらえないため、マジックをみせてご機嫌取りをしようってなもんだ。
しかし、この呼んだ評判の魔術師が実は柳蔭の恋人だった張賢。魔術の師匠の娘で許嫁だったのだ。海外修行中に彼女は無理やり連れられていったという設定。柳蔭はその柔軟な体で華麗なカンフーを披露して、雷大牛の手をスラリとかわすのがかっこよかったですね。「今宵は(なんとか)拳でいっちゃうぞ~~」…大牛はただのアホです(笑)でもね、子供に飴を買ってあげたり劇場につれてあげたりするお人よしな部分もあって、悪党ではないんですよ。
「母親と私、水に落ちたらどちらを助ける?」「君だ、母親は泳げる」結構気があっちゃう二人。横暴だと思われていた雷大牛も、青年たちを守りたい、日本人からこの地を取り戻したいという気持ちがあった。
奇術とはすなわち芝居をするということ。師匠と再会した張賢は、七聖法という人心を操る奇術のため、柳蔭のため、ひそかに雷大牛と手を組み、怪しい日本人たちを探る事に。
ラストまでコミカルに一直線なのがいい感じ。「男たちに期待なんてしてないからだわ」なんて、気高く言い放っちゃう柳蔭が同性からみてもかっこいい。明るい雰囲気で終わるラストも面白かったです。「絶対復讐してやる、またね」って(笑)戦乱で離れ離れになってようやく一緒になったんじゃないのかよって。