いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ダンテ01

【概略】
ここは近未来。精神医学の極秘リサーチをするために、囚人がモルモットとして人体実験される場所、「DANTE 01」という名の宇宙ステーションへまたひとり、新たな囚人が送り込まれてきた。身元不明のその男が持ち合わせていた特殊能力―。その恐ろしい力を抑制することに躍起になっていた科学者たちだったが、それはこれからはじまる怪奇な現象の序章に過ぎなかった…。
SF


.0★★★☆☆
ははー、なるほど。SFホラーというある意味珍しいジャンルなので、面白いかどうかは別にして、普通のホラーにはない面白い設定もありました。
ダンテ01という宇宙ステーション、ここはサイコ犯罪者を使って人体実験する施設。そこへDNA自体を変える新技術を試すためある囚人が送られてくる。物語の全体の雰囲気としては、SFものの定番でもある「密閉空間での人間の追いつめられた心理状態」を基礎にしてますね。
登場人物たちの名前が、例えばブッタやペルセポネやアッティラ、ラスプーチンなど、神話や歴史人物、宗教のようなものから取られていて、ストーリー上での意味合いはないですがキャラクター性格付けにそれを生かしたようなつくりになってました
主人公の視点では、体の中が透けてオーラのような光が見えていたり(心臓を喰らって何かを癒したり)と、彼らの中では救世主。作品的にも観客側にも、一体彼は何者なのか、どんな力をもっているのか、さっぱりわかりません。
神曲のように地獄を求めさ迷うようなペルセポネのナレーションからダンテの意味合いはとれるものの、全体にホラーともいえず、どう形容していいのかわからない作品ではあります。特にラスト!あれは…一体@@; まるで十字架にかけられたかのような主人公、それはいいとしても、一体何が行われているのか、地球を癒しているようにもみえますが…。そして、なにはともあれダンテ01の彼らはどうなったのか、さっぱりわかりません。
ところでどっかで観たことあると思ったら、主人公の囚人は「マトリックス」のメロヴィンジアンさんでした。