いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

血とバラ

【概略】
200年前のイタリア。吸血鬼一族として人々から放逐された名門カーンシュタイン家だったが、ただひとり…美しき女性ミラルカだけはその難を逃れたという。…そして現代。カーンシュタイン家の若き当主レオポルドは婚約者ジョルジアと幸せな時を過ごしていたのだが…。
ホラー


.0★★★☆☆
1960年、 ロジェ・ヴァディム監督作品。吸血鬼カーミラもの。
かつて吸血鬼の一族であったと噂されるカルンシュタイン家の末裔カルミーラは、幼い頃より従兄弟のレオポルドに恋していたのだけれど、そのレオポルドには婚約しているジョルジアという女性がいて、結婚式を間近に控えていた。
やがて焦燥感でいっぱいのカルミーラは先祖のミラルカの亡霊の声に導かれるまま、レオポルドの婚約者であるジョルジアとの愛憎入り交じった倒錯世界へ堕ちていくという、怪奇的で耽美的な物語。昔の作品なので画像や音質はは荒いのですが、女優さんがたが非常に美しい…。

婚約パーティの花火の日、カルミーラはミラルカの言葉に操られるように棺をあけてしまう。こうして体をミラルカに乗っ取られたカルミーラは、手始めに使用人のリサを手にかける。使用人のジュゼッペが見たミラルカの姿は吸血鬼のうわさとして町に広まり、殺人事件が吸血鬼の仕業だとされる。
ジョルジアがバラの棘で傷ついた指を吸ったときに血がついた唇にミラルカとキスするシーンもきれいでした。実際のところ倒錯というのかレズビアンなシーンはここのみで、あとは特にないのですが、ここのシーンが濡れた髪の毛と唇とで凄く綺麗なんですよね。女優さん2人が美人 →
ラストではカルミーラのことで医者が現実的な空想と妄想の話で上手く締めていたけれど、実はすでにジュルジアにミラルカの魂は移っていた、という音声で終わりますが、意外とよく出来た作品でした。
後半部の白黒とカラーの使い分けのシーンは印象的。とくにカルミーラの彫像のような姿と血があふれでてくるところ。