いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室

【概略】
美人ママと豪邸に住む成績優秀なセレブ高校生チャーリー。しかしなぜか彼には有名私立校の退学処分歴が何度も!
そう、彼はその明晰な頭脳を活かして「リスキービジネス」を繰り返していたのだ。今日も偽造運転免許証を売りさばいていることが発覚し、またまた退学処分に。ついに公立高校に都落ちした彼は懲りずに新たなアイデアを思いつく。それは生徒たちを男子トイレでカウンセリングし、彼らに薬を処方するというもの。しかし彼は次第に生徒たちの“心の病”を感じ始め…。
青春


.0★★★☆☆
青春時代で一番重要なことは人気だと冒頭の会話でありますが、まあこれは優等生な答えをあえて言わなければ、この世代ではという限定である意味で理解できるものですよねー。
主役はスタートレックにも出てたアントン・イェルチンくん。うん、見た目はいかにも現代の草食系。金持ちで頭もよい彼は、学校で「ビジネス」問題を起こして退学、エリート高から公立高校へ。公立高校の校長にロバート・ダウニ-Jr.。
今の時代はいわゆる薬物療法時代。それに気づいたチャーリーは、おかかえの精神科医をだまくらかして学校のトイレでカウンセリングをはじめるんですね。その様子はコミカルでおかしい。トイレの隣同士をつかって相談していくうちに、念願の学校の人気者になっていくわけ。
でもさ、素人が薬を扱うというのはどんなに危険なことか。まさに展開はこのようになっていくんだけれども、人生相談だけならまだしも、薬はたしかに危ないよねぇ。「たしかに私も薬を使っていた」とか、校長に中毒を語らせるところなんかで皮肉が効いてますが、さすがに大人のロバート・ダウニ-Jrの言葉は重い。
友達のいないキップの展開は、凄くよかったと思う。宇宙単位でみるとかなんでオタク論法なのか可笑しかったですが。彼の脚本でマーフィーも救われ(ホイットニーとのデートも可愛い)ましたよねー。
でもラストはちょっと物足りないんだよねー。てっきり例の演劇内容で会場中と学校中が感動の嵐につつまれ、生徒と学校側が和解するのかと思ったけど、そういうのでもなかったし。ただ、校長と自分の彼女でもあるその娘との間の問題に向き合うことで、やがて自分自身の問題に向き合おうとするという若々しい葛藤は、なかなか爽やかで好感がもてました。