いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

朝鮮名探偵 トリカブトの秘密

【概略】
正祖16年、公納不正を隠そうとする官僚たちの陰謀を察した正祖は、朝鮮一番の名探偵に事件の背後を洗えとの密命を下す。捜査初日から刺客の襲撃を受けた名探偵は犬商人のソピルの助けで、危機を免れることになり、ソピルと共に事件の決定的な手掛かりの、ヒメトリカブトを探しにチャクソンへ向かうことになる…。
サスペンス


.0★★★☆☆
朝鮮王朝のミステリー時代劇。コミカルな作風だとは思ってなかったので、びっくりしちゃいました。横領に官吏暗殺、隠れキリシタン(天主教)など様々な事件が露になっていく展開で、主人公と相棒の名(迷?)コンビぶりもあってか、そこそこ楽しめました。
シリアス過ぎずにユーモアや軽さを重視された作品だと思います。この二人のコンビのゆるさがサスペンスの緊張感を緩和させていました。ツッコミどころは多々あれど、気にしない方向のエンタメ作品だと思います。
そもそもは、捕らえられる役人がヒメトリカブトの毒針で殺されているのを追うためチャクソンへ行こうとするのに犬商人のソピルが巻き込まれてしまう。この2人の掛け合いが可笑しい。また困った時の春画本には笑った。
烈女監察というのは、未亡人が早世した夫に対し貞節を守り殉ずる事が誇りとされてる朝鮮の認定監査みたいなものらしい(嘘をつく人も結構いたので調べる部署が必要だったようです)。烈女監査を建前に殿下に調査続行を許された主人公はハン商人と会うが、これが妖艶な美女!
「懐虫電灯」のアイデアはなかなか。大犬のCGもそこそこ良くできてました。ただ、こうバシッと名推理という感じではなかったですね。
それにしても春画本がああいう役に立つとは。それよりもまさにいいとこで出てくる殿下が憎いか。
よく考えれば主人公は最初から最後までソピルとアヨンにいい意味で騙されてた事になりますね。