いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

デッド・カーム/戦慄の航海

【概略】
最愛の息子を交通事故で亡くしたジョンと妻のレイは、心のキズを癒すため、クルージングに出かけた。一時のやすらぎが訪れかけた時、それは突然中断される。朽ちかけた帆船から小型ボートで一人の男が助けを求めてきたのだ。ひどく興奮しているその男は、乗組員が全員、食中毒で死んだと訴える。疑問を感じたジョンは、帆船の様子を見に行くが…。
サスペンス


.0★★★☆☆
最愛の幼い息子の死という現実から目を逸らしていた夫婦が、死に直面しそれを乗り越えることで絆を取り戻すというストーリー。
子供を亡くしたというのは映画オリジナルの設定らしいですが、それで正解だったと思います(原作ではハネムーン旅行だとか?)。若き日のニコール・キッドマンが妻レイ役でご出演。
サム・ニール夫は沈み行く難破船に取り残され、ニコール妻は異常な男と二人きりでヨットの上…。登場人物がたったの三人、しかも海の上という逃げ場のない設定というのは面白いのですが、この助けを求めてきた男ヒューイの目的が曖昧なため、中途半端な印象が(一応自分の罪を隠し逃れるためでしょうが…)。
しかし、海上で撮影されたという本作は、広大な海という舞台が非常にいい味を出している。艦長の夫は難破船に戻り、水を汲み上げ機械を直し、妻をのせたままの奪われたヨットを追う。
取り立ててなにがどうというわけではないのですが、まだ垢抜けないニコールと、つかの間の幸せが一人の男によってぶち壊されるサスペンスとしてはなかなか面白かったです。
あえていうなら、生首や体がいかにもマネキンなのが…。