いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

時をかける少女

【概略】
高校2年生の紺野真琴はある夏の土曜日の実験室で不思議な体験をし、それ以来時間を跳躍するタイムリープの力を身につけてしまう。はじめはそれを巧みに利用して日々を楽しんでいた彼女だが、仲良しの同級生・千昭から告白され、それを強引になかったことにしようと時を遡ったときから、運命の歯車が狂い始めていく…。
アニメーション


.0★★★☆☆
夏が似合う青春もの。SFジュヴナイル・アニメーション映画というらしい。筒井康隆原作は実は読んだことも見た事もないのですが、舞台はその20年後らしい。オリジナルでのヒロインが伯母の役割で登場すると言うのも原作好きには嬉しいのかも。
好物のプリンを何度も食べたり、テストの成績を上げたりと、せこいことばかりにタイムリープを利用してたヒロインが、やがて恋愛感情に翻弄されまいとすればするほど事態が悪化していく面白さと、ジレンマ、ヒロインの快活さに満ちあふれれている様は清々しい。男2女1のキャッチボールはなんとも爽やかだ。
…が清々しいぶんだけ、自分のことでいっぱいいっぱいで暗い青春を送ってきた私なんかはため息をつきたくもなってしまったりもする。なんだかんだでキュンとしてしまったけど、私には如何せん彼女のような決断は出来なかっただろうし、行動力もなかったなー。がっくし。
もう二度と会えないだろうとわかっていながらの千昭の「未来で待ってる」には、とっても深い意味を感じてじんとしてしまった。いつか他の人と結婚して子供が出来て幸せになっても、主人公の心の中にはきっと彼の姿が永遠にあの夏の日と共に残ってるんだろうな。