いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

隣の家の少女

【概略】
ミーガンとスーザンの姉妹は、交通事故で両親を失い孤児となってしまう。しかし、悲劇はそれだけでは終らず、伯母・ルスの理不尽な暴力の餌食となり…。
サスペンス


.5★★★☆☆
アメリカン・クライムと同じですが、実際の虐待事件を元にした作品です。
それにしても、演技する側の子役さんたちが心配になっちゃうんですけど…精神形成とか大丈夫なんでしょうか。
デヴィットの隣の家に、両親をなくして引き取られたメグとその妹が越してくるところから始まります。中年となった男性の少年時代の目線で回想していきます。
虐待の詳細は書くのを躊躇してしまうところだけど、「ガートルード・バニシェフスキー事件」のクライムファイルによると、実際の事件は瓶を膣に突っ込むだとか、かなりハードルが高い。この作品の中でも子供達や妹がみている中で自分の息子に彼女を犯させたり秘部を焼いたりしているところはあったね。暴力シーンは子供達を巻き込むことによって、エスカレートします。まるでゲームのようなそれに夢中になる。ルースは子供達を子供扱いしていない。ビールを飲ませ、猥褻な言動をし、威圧的で自由である。自分だけではせず、子供達にもやらせる。みていて物凄く不愉快です。あの警官もキッチンの様子をみればまともな教育環境じゃないことはわかるはずなのに。
そして少年が、ただ傍観するというのも残虐な行為と変わらないことに気づいた時には、もう既にそれは間に合わなかったんですね。本当は最初からサインは出てた。こうして少年の心には事件の傷が残った。
嫌な事件ですね。どうして虐待なんて起こるのだろう。原作はもっと凄惨で残虐な行為に興奮するという心の闇描写もきっちり描かれているそうです。人間誰しも、誰かが傷つく所をみて自分の優位性を確かめるような後ろ暗い部分があるのではないでしょうか。