いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

バーク アンド ヘア

【概略】
時は1828年。お金に困った冴えない2人の男ウィリアム・バークとウィリアム・ヘア。ある日、ヘアの家の下宿人が家賃を滞納したまま急死してしまう。死体の処理に困ったバークとヘアは、解剖用の死体を買い取っているというノックス博士のもとに持ち込み、まんまと5ポンドを手にすることに成功するのだが…。
ドラマ


.0★★★☆☆
ウェストポート連続殺人事件(別名:バークとヘア連続殺人事件)を元にしたサスペンス・ブラック・コメディ作品ですね。
主演はサイモン・ペッグとアンディ・サーキスさん。アンディさんが普通の(?)人間の役だなんて珍しいですよね。
この時代、教育と研究用に合法的に得られる死体の供給が不足しており、そのため犯罪者集団や死体泥棒なんかが横行していたらしいです、このため社会に異様な恐怖と嫌悪感をもたらしていた。
実際のところ、下宿人の死体に困ったヘアが解剖用にエディンバラ医学校(ノックス医師)に売ったところお金がもらえたってんで、次々と死体を売ることになるんですね。しかし死体には限りがあり、それなら作ってしまおうと殺人が始まります。

この作品でも武器を持ち町へ繰り出す二人の姿が描かれています。
古城を背景に石畳の上をどんどん転がる死体入りの樽のシーンなんかはもっと面白くても良かった。折角のサイモン・ペッグとアンディ・サーキスさんなんだから、もっとブラックユーモアの方向へ思いきり振り切っても良かったと思う。その点が抑え目なのは、やはり実際の事件をベースにしているからでしょうか。
主役二人のやりとりはテンポがよくてよかったです、殺人をしているのにそうでないようなまるで悪気がない感じなんだよね。
実話ベースということもあってなんともいえない終わり方をするんだけど、笑ってもいいのかどうか迷う(笑)
バークの皮膚は小冊子の装丁に使われ、この本は現在王立エディンバラ外科学校にある。また現代彼の骨格標本はエディンバラ大学医学校の骨格資料室にあるらしい。皮膚は小冊子の装丁に…って楳図漫画みたいだな。