いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

パージ

【概略】
パージの日、完璧なセキュリティの家で平穏に過ごすはずだったジェームズ一家。だが、ターゲットとなった男を匿ったことで市民から命を狙われてしまう。
スリラー


.5★★★☆☆
“パージ"とは…1年に一晩だけ、殺人を含む全ての犯罪が許される法律。
1年に1回、殺人を含む全ての犯罪が許される法律があるという設定はそりゃー日常の犯罪も減るだろうとも思えるし、普通にどんなもんか凄く興味が沸くし、ナタを片手にスキップとか仮面集団のビジュアルとかなかなか良かったように思う。
ただ…多分みなさんも思うところだと思うけれども、紳士淑女かぶれの若い集団が黒人男性をあそこまでみんなで追い詰める理由が薄く(仲間が殺されたってことだけど)、1年に1回の夜しかヒャッハー出来ないのに、そいつだけに構ってるの勿体無いんじゃないか?って思ってしまった。徒歩限定ってわけでもないんだから、だれかれ構わず車でぶっ殺す感覚で行く人もいるんじゃなかろうかー。日々の鬱憤が溜まってる相手とかさー。だって1人1殺人じゃないよね?
まあこの映画はこの一家での話ってことだからなのでしょうが、あの息子には終始イライラさせられた。「パージ」が初めてってわけでもないでしょうに、男を見殺しに出来なかった息子。ナイーブな年頃なんでしょうね。
本作は人の心に残る「良心」と「呵責」、「責任」の物語であったのかもしれない。まああれよね、パージしてくる相手が近所の人やら知り合いだからこそ怖いってのがあるよね。
結果的には黒人男性を助けたことで父親を殺されたくらいで済んだといえば済んだのですが…(どちらにせよ紳士淑女かぶれの若い集団だけじゃなくて近所集団が襲撃してくる予定だったみたいだから)。
これをみると、やっぱり1年に1回だけとはいえ「パージ」法案は失敗だよなあと感じざるを得ない。映画としては面白かったですが。