いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

バッド・シード

【概略】
新たな連続殺人事件の捜査を開始した警部、キャロル・ジョーダン。発見された死体は計3体。しかも男性の睾丸は切り取られ、女性の腹部は大きく切り裂かれていた。
サスペンス


.0★★☆☆☆
ワイヤー・イン・ザ・ブラッド 3rdシーズン2作目。
ナイフを使った猟奇殺人がおこり、容疑者マックもあがる。このマックが実はトニーにライバル心を持つ元殺人犯の犯罪心理学者を目指す男で、トニーとプロファイル合戦をするんですね。
この男は異常性心理には(自分もそうだったからと)明るいと自認しているんだけど、虚栄心が高く公平さにはかける。この二人のやりとりは、なかなか面白い。互いにけなしあい行動原理や心理状態を分析しだしあう。
「あいつが人と付き合えない理由を知っているか。人間をすべて標本扱いするからだ。彼も患者同様壊れているのさ」
トニーへの彼のこの分析は多分当たっている。だからこそ、トニー自身も葛藤する面もあり、キャロルも傷つく。
トニーの才能ある学生ピーターさえもが殺され、ストーリーはめまぐるしく変わります。ようやく真の犯人のことが見えかけてきたとき、マックも殺されてしまう、その側には「うそつき」と血で書かれていた。ただ、マックが狙われるかもしれないとはトニーは分かっていた。
マックが著作で述べていた「蒔いた種」。自分がその種だと思い込んだ犯人は、「父親」に裏切られたとして絶望。自らを生まれながらに邪悪だと信じる彼は、冒頭でトニーが述べていた悪魔についての分析と描写がかぶる。「生まれながらの悪魔はいない。心次第だ」と。