いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

花宵道中

【概略】
江戸時代末期の新吉原。囚われの身ながらも地道に働き、間もなく年季明けを迎えようとしていた人気女郎・朝霧は、縁日で半次郎という青年と出会う。幼い頃に母から受けた折檻のつらい記憶から、心を閉ざし空っぽな日々を送っていた朝霧だったが、半次郎に生まれて初めて胸のときめきを感じ、今まで知らなかった女性としての気持ちが徐々に目覚めていく。しかし、過酷な現実が彼女の運命を大きく変えてしまう―。
ロマンス


.0★★★☆☆
原作・宮木あや子「花宵道中」より、安達祐実さんが主演、朝霧を演じる。
遊郭を舞台にしたドラマなるも、その男女の性愛ドロドロ感、悲壮感はあまり漂ってこないのが残念。
遊女と染物職人の半次郎との報われない悲恋なのですが、特に切なくも悲しくもなく、舞台セットがキレイなのもあってか、なんだかスッキリとサクサク観れてしまいました^;
花魁姿の日本髪やかんざし、着物はとっても素敵で、似合っていましたね。
濡れ場も、まあまあそれなりですが、朝霧が興奮すると、身体に赤い湿疹のような花びら模様が浮かび上がる…という扇情的な設定。
人気女郎・朝霧は、囚われの身ながらも地道に働き続け、間もなく年季明けを迎えようとしていた。あるとき縁日で染物職人の半次郎と出会うわけです。心を閉ざした虚ろな日々を送っていた朝霧は、半次郎に生まれて初めて胸のときめきを感じるのです。
しかしある日の事、吉田屋の座敷に呼ばれた場には、半次郎の姿が…。戸惑う朝霧の姿に、吉田屋はこの二人の間に何かある事をピンときちゃうんですよ。半次郎との関係に感づいた吉田屋は、半次郎が見ている目の前で朝霧をあられもない姿にして手込めにするのです。そんな吉田屋を演じたのは津田寛治さん。
しかも、のちに吉田屋は朝霧を身受けしたいと言い出す…それは、身受けして商売相手に抱かせ仕事を取ろうというなんともケチな目的でした。朝霧の恩人で、実は半次郎の姉・霧里も花魁であり、吉田屋に見受けされたが、使い古され病気になり、屋敷を追い出されたあげくに夜鷹になり、のたれ死んだとのこと…。これがまあ推理ものの犯人のようにベラベラとよく喋るんですわ。そりゃあ勿論殺されますよね。
半次郎に逃げるよういい、朝霧も何事もなかったかのように過ごすのですが、今度は彼が朝霧に会いに来てしまう。霧里の道中に憧れていたといっていた彼女に花魁道中をさせようと、色々反物をもって。彼一人だけのための道中。愛し合いようやく結ばれた二人…しかし、半次郎は捕まってしまうのです。結局、半次郎は打ち首、朝霧は自死します。
まあこういった女郎ものの恋愛にありがちの話にオチでしたが、津田寛治さんの熱演(笑)のおかげで「キャー変態!」と言う気分にも。情事シーンは少ないですが、女郎として、最後には愛し合う男女と言う感じで型を変えてきたのは良かったと思います。
しかし、安達さんが幼顔すぎて年季明け近くにはみえないかもねー^;