いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

バーニー みんなが愛した殺人者

【概略】
テキサス州の田舎町。葬儀屋で働くバーニーは、ある日執り行った葬儀で未亡人のマージョリーに出会う。彼女は町中から嫌われる孤独な老女だった。相談相手となって慰めるバーニーはやがて気に入られ、彼女の世話役となる。しかしマージョリーの支配欲はしだいにエスカレート。理不尽な要望の数々に振り回され続けたバーニーは、ある日ついカッとなり銃を手にとり…。
ドラマ


.0★★★☆☆
ジャック・ブラック主演。
39歳の「町一番の人気者」が、81歳の「町一番の嫌われ者」を殺害したその顛末を、実際に本人たちを知る住民へのインタビューを交えて再現したヒューマンドラマ。
実話をもとにした珍騒動を描き出しているのですが、映画は「住民が信じる」バーニー像を守り続けているのが面白い。殺人者であっても人に好かれていて、住民ほとんどがバーニー側に立っている。
またジャック・ブラックがバーニーを演じているのですが、インタビューの内容をそのまま信じると、本当に善人で信じられないくらい慈愛に満ち溢れたカリスマ性を持っている人物という事になる。だけど一方で寂しい人物像すらみえてくる。
どんな人にもまんべんなく全力で優しく対応するバーニーですが、映画は次第に不穏な話へとなってくる。バーニーに利己的な部分が見え隠れする。
インタビューで登場する町の人たちの証言が両極端で、この町の住民じゃないと、理解し難い感情ですよね。町の住民にお金を使って、住民たちはそれでも良しと思えてるんだから、不思議すぎる。バーニーを養護する人々の感情が、少し異常なのがなんともいえないですね。