いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

パパロッティ

【概略】
元オペラ歌手の音楽教師・サンジンの学校に、歌が上手いと評判のジャンホが転校して来る。だが、彼はヤクザの世界で生きており…。
ドラマ


.0★★★☆☆
韓国の実話ベースのお話だそう。→2009年、韓国のオーディション番組で披露した歌声とその不遇な生い立ちで脚光を浴びた高校生キム・ホジュン。彼をオペラ歌手へと導いた音楽教師との奇跡の物語を完全映画化。
歌をあきらめた音楽教師と歌を信じた高校生。すべては二人の不協和音から始まった。ただ、歌が歌いたい―。天性の歌声を持ちながらも環境に恵まれず、ヤクザの世界に身を置くしかなかった高校生ジャンホと、オペラ歌手への夢破れ、漫然と日々を過ごしていた音楽教師サンジン。コンクールをめざそうとする二人だが、彼らの歯車は全くかみ合わない!誰よりも歌を渇望しているはずなのに…。歌にも生き方にも不器用な二人が奏でる人生最高の奇跡とは!?
普通にいい話だあ。物語はけっこうベタかな。救いようのないようなヤクザ生活を送っていた青年が、かつて栄光をつかみかけたが喉に腫瘍が出来て諦めた声楽の先生に教わることで、人生を歩みだす話でもある。
ジャンホはヤクザ生活をしている高校生。その歌声は天性のもので素晴らしいが、何せ生活が荒れている。かつてオペラ歌手の夢破れた教師サンジンは、恩師の息子である校長に彼の面倒を見るよういわれるのだ。
最初はぶつかり合う二人だが、次第に歌いたいというジャンホの気持ちに真剣に向き合うようになる。ヤクザのボスのところに直談判しにいったり…ジャンホが慕っていたチャンス兄貴が抗争で死んだり…(ほらベタでしょう?)でもね、ジャンホは根っからのヤクザもんじゃないから、純粋なところが可愛くみえてくるんですよね。
ボスに足抜けしたい旨伝えるも、死ぬよりも歌えなくなるほうが嫌なのかと、「10年以内に有名になる」ことが条件にはれて自由になる。後半は有名なコンクールで審査から外れての歌唱。拍手喝采。
サンジンは同窓会で再会した、いけすかないが本場で活躍している元同期に愛弟子を預ける事にし、7年後、立派な声楽家となったジャンホと再会するー…。
なんでパヴァロッティじゃなくてパパロッティなのかは劇中で明かされますが…孤独に生き人間らしさを忘れていた青年が、人間らしく生きろと恩師に学び、成長する物語としてはまずまずの見ごたえ。「誰も寝てはならぬ」は素晴らしい歌声でした。