いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

パーフェクト・センス

【概略】
徐々に五感を奪い去る奇病が、世界を恐怖と闇に陥れた。男と女は、運命に導かれるように出会い、愛を知った。人類がかつて経験したことのないその異変は、何の前触れもなく世界中を揺るがした。“SOS”と名付けられた原因不明の感染症が爆発的に拡散し、あらゆる人々の嗅覚を奪い去ってしまったのだ。その勢いは衰えることなく、感染者たちの味覚や聴覚を失わせ、人類は存亡の危機に陥っていく…。
ロマンス


.0★★★☆☆
ほんとユアンは裸になるのが好きだなあ(最初のコメントがそれか)。
嗅覚、味覚、聴覚、視覚、触覚、徐々に喪失していく五感…恐ろしいな!でもその感覚的リアリティがない分、どこか他人事のように感じてしまう作品でもありますね。
ただ、失われていく五感と「愛」という触れ合い感じ取る物事の対比はうまくいっていたのではないでしょうか。
奇病が蔓延する中でも人は恋に落ちていく。相手の匂いがわからない、キスの味もわからない、声が聞こえない、見えない、感触がない…このような事態に陥っても、愛は続くものなのか。
失ったものは取り戻せないけど順応することは出来る。味覚がわからなくても触覚で食べ物を楽しめるように。しかしこの、感覚を失うときに起こる現象が面白いですね。深い悲しみに襲われたり、猛烈な飢えとか、激高するとか、幸福感とか…。この五感を失うときの映像は美しかったですね。
最後にはなにもなくなる滅亡にしか向かわない世界、それでも愛する人は側にいて、美しい幻想という余韻を残す。