いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

パーマネント野ばら

【概略】
海辺の小さな港町に佇む美容室・パーマネント野ばらにひとり娘を連れて出戻ったなおこを中心に、町の女たちがそれぞれ抱いている“大人の女性の恋心”を繊細なタッチで描く。
ドラマ


.5★★★☆☆
主演に菅野美穂さん。
自分が歩く道になんとか折り合いを付けながら生きている、そんな厳しさと優しさをもつ人生、愛したい、愛されたい、色々な欲求をもつ人生、テーマは人生なんですね。私にはまだちょっと早かった。彼女たちの人生はそれぞれアンハッピーであるが、支えあって生きている。大人の恋愛をしてきた彼女達は、それぞれ岐路に立たされているんだ。
なおこの母まさこは再婚相手が別の女性と同棲中、なおこの友達はDV男に浮気男と、みんなそれぞれ男運がない。そんな中、ひとりだけ秘密の恋をしていたなおこ、1人だけ幸せにみえるのだけど…。
全体的にコメディタッチで進むものの、中盤すぎになおこの相手カシマのことがわかってくる。カシマはなおこが高校生の頃の恋人で、とうの昔に死んでいたのだ。「人は二度死ぬ」の話の通り、まだなおこの心の中にカシマが残っていたんだね。
「なんでこんなに寂しい」の台詞のシーンは凄く良かった。
野ばらに集まる女性陣たちは、きっとみんな分っていたんだろう、優しく癒される目線だ。また自分たちのダメな話をしつつもそれでお互い慰められてもいるのだろう。ここに集まる女性たちは、愛への飽くなき執念をもっている。そしてそれがどんなに儚く難しいかも知っていて、だからこそ求めずにはいられないのだろう。でも悲しみだけでは生きていけないから、笑うのだ。