いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

パレードへようこそ

【概略】
スト中の炭坑労働者とその家族を支援するため、ゲイ&レズビアンの仲間たちと募金活動を始めたゲイの青年・マーク。だが、思わぬ困難の数々が待ち受けていた。
ドラマ


.0★★★★☆
LGBTが炭坑夫を救う!?境遇の違いを乗り越えた友情は、やがてサッチャー政権を揺るがす伝説のパレードとなった―。
サッチャー政権下の英国で起こった実話を映画化!
ロンドンに住むゲイの青年マークは、スト中の炭坑労働者とその家族を支援するため、ゲイ&レズビアンの仲間たちと「LGSM」という組織を結成し募金活動を始める。しかしいざ募金を集めてみると、彼らへの偏見で支援の申し出はことごとく断られてしまう。唯一支援を受け入れてくれる炭坑が現れたが…。
たった30年前、強い差別の中にいたゲイたちと炭鉱労働者が友情で結ばれていく展開に胸が熱くなるような作品でした。劇中で使われている音楽もなかなか良かったです。
最初は炭鉱の皆も警戒しているのだけど、女性のほうが物分りがいいのが笑える。興味津々!なんだよね。「男性が踊ってるのなんてはじめてみた!」とか「(ベッドの下に)こんなモノが!」ってね。でも受け入れられないモーリーンのような人もいる事もわかるからなあ。
炭坑町の書記官クリフがサンドイッチを作りながら、「私はゲイだ」と語るシーンは印象的でしたね。「私は1968年から知ってたわよ」って返すのも軽快だった。

コンサートや友情を深め、今度はゲイの行進のときに、たくさんの炭鉱労働者が来てくれるのだった。それは早々とゲイやレズビアンを受け入れた炭鉱労働者たちだけじゃなく、関連する別団体からも来ていた。
ふとっちょで理解者の主婦シヤンはのちに女性初の女性地方議員にもなったとか。炭鉱の手と手を取り合うという精神が、行進の時に示されていて感動的に終わるのが凄く良かったです。
「同性愛者の集団に囲まれて居心地が悪かったのでは?」の問いに「一体どうして居心地が悪いんです?」と返すのも素敵だ。あくまで現代ではなく、この時代は強い差別の中にあったということを忘れてはならない。
LGSMの参加者で初期メンバーに、隠れゲイで親に内緒で行進にも参加してた20歳のジョーがいるんだけど、これがジョージ・マッケイ。相変わらずいい表情をする。