いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

晴れ、ときどきリリー

【概略】
身体は大人でも心は子どものまま成長し、田舎で母と暮らしていたリリー。母が急死し、姉のクララは彼女を引き取ることになったが、トラブルばかり起こすリリーに頭を悩ませる。
ドラマ


.0★★★☆☆
自然と感応してしか生きられないピュアでエキセントリックな妹リリー(リュディヴィーヌ・サニエ)。美しく賢く、結婚もキャリアも両立させる完璧な姉クララ(ダイアン・クルーガー)。互いに反撥しあいながらも、たまらなく愛おしい姉と妹が真の自由と深い絆を見いだしていく姿を描く。
母が亡くなった為、童心のまま育った妹と二人暮らしを始めたしっかり者の姉という設定ですが、リリーは知的障害よりはもう少し軽い精神不安定な幼さを持っている。リリーのような妹がいたら心配で大変だという視点で描かれているのですが、話が進むごとに様相が変わってくる。
現実に生きていくうえで、リリーの田舎での暮らしや素直さや率直さは羨ましくもある。
しかしクララの夫はリリーに何も酷いことはしていない、両親は真実を述べただけ。それなのにリリーはクララの夫の両親の犬を隠して結果として殺してしまう。
殺意を覚えたり、心配したり。でもそれも全て妹を愛しているからなのよね。世間の常識に囚われない自由奔放な妹を。
自然と一緒にしてしか生きられないリリー。彼女に合わせて暮らすことに自由を見いだすクララ。ある意味でファンタジーに帰結してしまうのは、なんだかなあ。