いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ヒストリー・オブ・バイオレンス

【概略】
トム・ストールと妻エディは2人の子供たちと静かで幸せな生活を送っていた。だがある夜、トムの営むダイナーが強盗に襲われる。突然銃を突きつけられたトムは一瞬の隙をつき強盗を射殺。一夜にしてヒーローとしてメディアにとりあげられた。そんなある日、フォガティと名乗る男が出現。トムを"ジョーイ"と呼び、その日から一家を執拗につけまわす。フォガティの不気味な言動により、不安に駆られる妻のエディ。そして家族に危険が迫った時、見事なまでの殺人テクニックを繰り広げるトムの正体がついに明らかになっていく。
ドラマ


.5★★★☆☆
ヴィゴ・モーテンセンさん主演。バイオレンスとありますが、むしろその描写を極力抑えた表現が素晴らしい作品。部分部分しかありません。
幸せな家族の食卓。美しい妻に二人の子供。田舎町の小さな食堂を経営とごく普通の平和な人間のひとりとして暮らしているトム。でも、過去はどこまでも追ってくる。
ヴィゴさんはトムの時の良人と、ジョーイ時の表情との差が表情からもはっきりとしていて素晴らしかったですね。
誰の中にもある狂気の部分を暴力におきかえてわかりやすく映像化されていると思います。とはいえ、日常から離れすぎていないというところも良い。コスプレセックスにはびっくりだけどね~高校時代の服が入るなんてそれだけでも凄い(笑)それにしても作品中2回も入院するなんて珍しい作品ですね。
家族を守るためにジョーイにならざるを得なかったため家族にその顔をみられてしまう。妻は夫の過去を許せるのか、家族は受け入れられるのか。メインテーマはここだと思います。暴力が産むもの。
それにしてもジョーイは異常に強い…とてもブランクがあったとは思えないですね。全てのかたをつけたジョーイはトムになって家に戻る。ラストシーンの静かな食卓も、意味深で良かったです。