いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して

【概略】
離婚を経験し、36歳になった今でも実家暮らしのブラッド。仕事放棄気味の大企業の社長スチュー。何度目かの結婚生活も倦怠期中のボスティック。バード・ウォッチングというニッチな趣味を持つ3人は、家族や会社を投げ出して、1年でいかに多くの鳥を目撃したかを競う大会「ビッグイヤー」に参加することを決意する。だがそれは、お互いを出し抜こうと騙し合い、蹴落とし合う、あまりにも大人げない戦いの始まりだった…。
コメディ


.5★★★☆☆
1年間に北米大陸で確認した野鳥の数の多さを競う「ザ・ビッグイヤー」というものをテーマにしており、日常生活はそっちのけで野鳥を追い続けるという可笑しさがウリのハートフル・コメディ。
でもこの競技、自己申告制ってのが凄いよね、競技者のマナー遵守ってところがね(写真とかとらなくてもいいわけです)。しょうもない事をやりながらも記録の申請だけはきちんとマナーを守ってるってところはやっぱり出場者の誇りなんでしょうかね。紳士的です。
記録はなんと700種以上で、その膨大な数の鳥の名前や鳴き声を覚えてるというのがまた凄いところですよね。誰でも夢中になる何かはあるわけだけど、仕事や家庭や色々なものを犠牲にしてでも「鳥を見る」ことに情熱を注ぐ彼らの心中は…やっぱよくわかんない(笑)でも趣味っていう意味ではとっても感情移入できるはなしですよね~。
そんなオタク心満載な映画なんですけど、気づくと彼らの情熱に引っ張られるように野鳥観察物語に入り込んでいて、広大な北米大陸の大自然に癒されたりなんかもして。
趣味をやり通すのもとても素晴らしいことだけれど、周囲への気遣いや協力、思いやり、理解が必要になるんですね。これはどの趣味にとっても同じ事かもしれないけれど、本当に鳥が好きなんだなあとじんわりとあたたかくなる、そんな作品でした。
ハクトウワシの求愛の急降下が素敵だったし森の中でのフクロウのくだりは感動的だった。エンドロール中の鳥の写真はみなバード・ウォッチャーたちが撮った物なんでしょうかね。
それにしてもビックリ。「野鳥ホットライン」ってのがあるのね~。