いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ヒドゥン・フェイス

【概略】
郊外にある屋敷で暮らしていたアドリアンは、恋人・ベレンの失踪に絶望していた。やがてファビアナと出会ったことで彼は立ち直るが、ファビアナは屋敷の中に異変を感じていた。
スリラー


.5★★★☆☆
ヒロイン・ファビアナ役のマルチナ・ガルシアさんって南米のソフィー・マルソーと呼ばれてる方なんですってね。確かに可愛い。
話は、靴デザイナーで恋人のベレンが交響楽団の指揮者アドリアンのもとから失踪してしまったことに端を発する。ナチス・ドイツの残党だった家主が建てたという郊外で孤立している別荘を借りたのだが、そんな矢先に、浮気を疑った喧嘩からこんなことになったようだ。失意のアドリアンはバーで飲みつぶれ、店員のファビアナと出会い恋に落ちるのが序盤の展開。そして一緒に暮らし始める。恋は盲目とはいいますが、ファビアナもそうだったのでしょう。

そしてファビアナの体験する、排水溝から聞こえる不気味な音、揺れる浴槽の水面、鏡をみつめる犬、急に温度の上がるシャワーなどの怪現象。アドリアンがベレンに何かをしたのではと思わせられる展開ながらも、視点が切り替わっていく演出の面白さが肝。
前半はそうした伏線や謎を多く残しつつ、後半視点が切り替わるとその伏線の回収や謎が明らかにされていく様はなかなか感心させられた。真相自体は自業自得で試すという行為に「え~、そんな…」というものではありましたが、なかなか練られた脚本で面白かったです。あの時すぐに助ければよかったのに、アドリアンの愛と生活を失うと思ったからか、今度は「知らないフリ」をしたファビアナがあの部屋の餌食に。