いやいやえん@引っ越しました!

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

100歳の華麗なる冒険

【概略】
老人ホームから逃げ出したアランは、バスに乗って当てのない旅に出る。だが、ひょんなことからギャングの闇資金が入ったスーツケースを入手し、警察とギャングに追われる身となり…。
コメディ


.0★★★☆☆
ちょっと期待しすぎたかな。大ベストセラ―「窓から逃げた100歳老人」の実写映画化(スウェーデン)。
奇想天外なクスクス笑えるアドベンチャー的な話かと思ったら、クスクスはクスクスでも、ブラック・ユーモアが満載だった。
幼い頃に両親を相次いで亡くした主人公アランは、少年時代に独学で身につけた爆破物の専門知識を生かし、スペイン内戦のさなかにフランコ将軍と、第二次世界大戦下にはトルーマン合衆国副大統領と、ソ連の独裁者スターリンと対面。さらに東西冷戦時代には米ソの二重スパイとなり、レーガンやゴルバチョフのもとで働くことに、という超スパイおじいちゃんだったんですね!
私はてっきり普通のちょっとボケたお爺ちゃんが抜け出して~な話かと思ってたから、こんな歴史の証人的な話になるとは思ってなかった。
そんな元スパイお爺ちゃんが、100歳の誕生日に窓から老人ホームを抜け出して、ひょんなことから5000万クローナの入ったトランクを持って、あてもなくフラフラ行く間に連れが出来たりして、その合間に過去の話が挟まる。
ここで出てくる登場人物は皆変わってる(笑)大学で920の資格をとった「ほぼ、ほにゃらら」男とか、廃線の駅員で追ってきたチンピラを室温下げすぎて凍死させた男とか、サーカスからソーニャというゾウを盗んで飼っている女とか。一方過去の話では、アメリカとロシアをまたにかけて活躍?してるんですね、東西冷戦。というか行った先で純粋な顔の広さと爆発騒ぎでうろうろしてるだけのような(笑)彼のスパイ活動で死人がかなりでたし、ベルリンの壁の崩壊さえも誘発させたということに(笑)
かなりブラックで間の抜けたような話。これでいいのか?とちょっと疑問に思うものの、彼ら変人たちの逃避行は間抜けて面白く、皆余り物事を気にかけないって感じがいいほうに向くのが良かった。