いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

アンドロメダ・・・

【概略】
アメリカ中西部の小さな町に人工衛星が墜落。機体に付着した未知のウイルスが原因で、住人は生まれたばかりの赤ん坊と、アル中の老人を除いて全滅。遺体の血液は全て粉末状に変化していた。細菌汚染の拡大を恐れた軍部は、科学者の中から各分野のスペシャリストを召集。ストーン博士をリーダーとする研究班を組織して、砂漠の地下施設へと送り込むが…。
SF


.0★★★☆☆
マイケル・クライトンの原作を映画化です。
ちょっと古い映画(製作:1971年)なのですが、バイオSFスリラーの快作ですね。
しかし、序盤を除いて、舞台がほとんど地下研究施設内のみなので、密室ミステリーのような雰囲気。おじさんとおばさん達がひたすら病原菌を調べ、専門用語で討論を繰り返すという超地味な映画ではあるのですが、「アルコール中毒の老人と泣き喚く赤ん坊だけが助かった原因」を追究するという謎・ミステリーがあるので、気付くと見入っていました。
ウィルスと人間との静かな戦い。果たして人類は、この未知のウィルスへの対抗手段を見つけられるのか?という感じですか。
滅菌シーンが長くて笑えます。厳重っていうかそんなに必要なんか?w
サルが超名演技。苦しんで死ぬという演技が凄い。まだ未知のウイルスが人工衛星の一部に残っているのだ、空気感染。
「ワイルドファイア」チームの科学者たちは、ウイルスを特定し培養する。アンドロメダ菌株と名付けたコード、そのアンドロメダは真空状態でもどんな状態でも生きられるウイルス。排泄もなし。宇宙空間で生きるのに最適な完ぺきな生命体。分裂と変異を同一に行う生命体。
アンドロメダには血液中の酸性とアルカリ性が関係していた。生き残った二人の血中酸素は、一人は酸性、1人はアルカリ性…。なぜどちらも生きられたのか。アンドロメダと血液組成の成長のバイオメカニズムを調べると、アンドロメダは酸性とアルカリ性にかたよれば菌は生きられないことがわかる。極端に狭いPH値の中でしか生きられないのだ。それがわかったため、菌が流失して閉じ込められたダットン博士の呼吸をわざと早めてアルカリ性に傾けさせ生きさせる事にも成功する。しかし菌流失から施設が汚染され階が機密されたので自爆装置が作動する事になり…。レーザービームが頬にあたってくらくらしても、最終的には自爆を防ぐ事にも成功。
死んだ町民の血液が粉末になっていたり、付近を旋回した戦闘機のパイロットが「溶ける…」という言葉を残して変死したり、アンドロメダの変異スピードが物凄かったりとなかなか衝撃的な内容でしたが、「(アンドロメダの脅威は去ったけれども)一方で宇宙における生命体の存在が明らかにされた。またこのような危機が起こり得るかも知れません」「我々はどう対処すべきなんだね?」「それが問題です。どうすべきなのか…」という終わり方も、ドキドキしてなかなか良い。

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