いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

フィンランド式残酷ショッピング・ツアー

【概略】
隣国フィンランドへのショッピング・ツアーに参加した母と息子。息子はスマホのカメラで旅行の様子を撮影していた。大きなショッピング・モールで買い物を楽しんでいると、閉店時間でもないのに、店のシャッターがガラガラと閉まる。姿を消した店員たち!突如店内に響く叫び声!血まみれのツアー客!なんと店員や現地の住人が、人間を貪り食っていたのだー!
ホラー


.0★★★☆☆
こりゃホラーじゃなくてコメディですよ。これがほんとの北欧スタイル、なんつっててね。
フィンランドを貶める作品ではなくって、わざとこういう人種だったんですよ、と作っている。そこには一種の笑いと冗談が混じっていて、ロシア・フィンランド合作ってことでブラック・ユーモアに満ちた作品でしたね。

バスから降りるまでが(どうでもいい内容で)結構長く感じます。その上POVなので画面が揺れる揺れる。
フィンランドに旅行に出た母親とスタース、だけど買い物ツアーと聞いて息子は激憤。そんなつまんねー旅行だとは思わなかった!自分(母親)が買い物したいだけじゃねーか!スマホで撮影した映像という設定で繰り広げられるフィンランドでの珍騒動。つまんないだけなら良かったのだけれど…。
「ヒャッハー!」と襲い掛かってくるフィンランド人。フライパンや電動ドリルを手に取り応戦するロシア人。なんともいえない設定や展開にツッコミつつ全編にわたって滲み出る自虐感は良かったところですねー。ダラダラした展開とほとんどが母子の諍いなのはいまひとつだったけど。
獄中の隣人によると、フィンランドでは夏至の翌日に外国人を喰わないといけないらしい(笑)。それから逃れるには日没を迎えることと、もう1つはフィンランド人を喰うことの二択しかない。意味不明な慣習。実はフィンランド人は菜食主義者が多いとか無駄な知識も。
ガソリンスタンドのお姉さんの電話の終わりの「モイモイ♪」が可愛かった。
ラストのこれで終わり感はある意味潔かったです。2人は横たわる少女の側で絶望感に苛まれるのでした。

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