いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

プッシャー2

【概略】
前作で主人公の相棒だったトニーを主役に、地下世界で生きる男たちを描く。
ドラマ


.0★★★☆☆
マッツ・ミケルセンがみたくて借りました。
麻薬密売人のトニー。刑務所に入っている間に子供ができてました。本当に俺の子かなあ…とは考えない。アホだから。
一作目で、保身のために親友を裏切って、ボコられ収監されたトニーが出所するところからストーリーは始まります…結局は、どうしようもないバカなトニーの、淡々とした日常がドラックとセックスと犯罪を中心に進むだけの話。

「コーヒーにしますか?紅茶にしますか?」ってところが、「コカインにしますか?それともヘロイン?」みたいな環境なのがまずダメだ。挨拶代わりにまずドラッグ。朝はシリアルに混ぜて食べているし…大丈夫なのか、そんなことをして。
プッシャーとは「麻薬密売人」のことだと一作目にも書きましたが、後頭部に「RESPECT」とタトゥーを入れ、出所後すぐに車を盗むし、ドラッグはやるし、この作品ではほんとマッツさんまるでいいところはないものの、なぜか悪人に見えない。周囲の環境がひどすぎるのだろう。この映画のような貧困層に私も生まれていたら、同じような悪人になりアホになるだろう。環境の違いでしかないんだろうね…。まあそういった事情はあるものの、トニーは真性のアホであった。
前作の時から気になっていたのだけど、おつむの弱いチンケなチンピラのトニーが時折見せるおどおどした目つき。それは父親の愛が欲しかったんだね…。そういう意味では本作は、前作よりもヒューマンドラマチックな、親と子(トニーと息子とも言える)の物語なんだろう。
トニーが不器用にそっと赤ん坊を抱っこしたり、「俺だって(オムツを替えること)うまくできたぞ」と無邪気に喜んだりする光景は、微笑ましくすらあった。

売春宿でのマッツ様の醜態シーンは「あわわ」という感じだったけれども…。
「おまえをみてると反吐が出る。出て行け!」そういわれたトニーは咄嗟に父親を殺してしまう…。周囲の女性にも「あんたって最低。クズだわ」と言われっぱなしの俺…。せめておまえだけでも、まともな場所で育てさせてやりたい。そういう思いがあったのかなかったのか、赤子を連れ去り手ぶらでバスに乗るトニーはやはりアホだけれど、このシーン良かったよね。

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