いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

ブラインド

【概略】
弟のように可愛がっていた青年を亡くし、視覚障害を持ってしまった警察大生。ある日、婦女拉致事件の目撃者になってしまった彼女に魔の手が迫る。
サスペンス


.5★★★☆☆
キム・ハヌルさん主演のサスペンス・スリラー。
視覚障害者が襲撃されるという「暗くなるまで待って」的な話というか。
元警察官スアは、事故で視覚を失った後天的視覚障害者。しかし彼女にとっては、守ることが出来なかった弟のような存在の青年に対する罪悪感のほうが強い。
ある雨が降る日、盲導犬を連れずにタクシーを待つスアだったが…そこに止まってくれた車。タクシーと思い込んで乗り込むスアは、運転手から瓶入りのコーヒーを勧められる。早く飲むよう、半ば強引に手を伸ばす運転手…その時、事故を起こしてしまう。はねた人を車のトランクに押し込む運転手…降りてきたスアは、うめき声を耳にして、状況を尋ねるが、結局、後から来る車の気配に、運転手はスアを突きとばして、その場を立ち去る。
視覚障害者が、交通事故を目撃したという情況に、警察は話にならないと捜査を敬遠するが、一方ではっきり見たと主張するもう1人の目撃者が現われ…。
タクシーだと思いこんでいるヒロインと、第二の目撃者ギソプの証言「外車だった」これは、あっているんですよね。そして二人は狙われる事になるのだけれど、命を狙われ追いつめられる中、ギソプは、スアを守り、スアもギソプを守ろうとする。
また命を掛けて主人を守った盲導犬スルギは感動的で涙がでますが、邦画で同じ事すると色々言われるんだろうな。スマホTV動画(スカイプ?)で必死に逃げるスアとギソプの誘導のシーンはハラハラと同時にちょっと興味深かったかな、こういう使い方もあるんだーって(私スマホじゃないもんで)。
そして後半、育った孤児院での攻防は、まさに障害者ならでは(明かりを消す)の作戦で、まあ新鮮味はないんですが手堅い感じの作品になっていました。
見所は犯人に殺されて殉職した刑事の「犯人の顔がわからなくても追うのが刑事」と言う台詞と、犯人の執拗な部分、そしてスアの気丈なまでの強さでしょうか。それも、弟のような青年を自分のせいで亡くしたというトラウマからなのですが、ラストで無事に警察学校を復学できた彼女と警察学校に徴兵のあと入学する予定のギソプの姿を見て、そのトラウマからも解放されたのだとわかるのがいいですね。

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