いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

ブラック・ボックス~記憶の罠~

【概略】
運転中に事故を起こし、シェルブールの病院で昏睡状態から目覚めたアルチュール。事故の記憶がない彼に、看護師のイザベルは昏睡中に彼が話した言葉を書き留めたメモを渡す。
サスペンス


.0★★★☆☆
マリオン・コティヤールさんが出てますねぇ~。
目覚めたら記憶がなく、残されたのはうわごとのメモ。自分の過去と現在に疑いを持ったアルチュールがこのメモを手掛かりに、隠された記憶をみつけ…。
スパゲティを刈る、彼女に乱暴された、RP50、シルヴァン・ガネムに殺される、手に負えない、テキサスはない…。うわごとって、自分の記憶の中で印象の強い言葉がでてくるのかな?無意識の意識の中ってどうなってるんだろう。人生の羅列、過去の自分全てが眠ってるんだろうか?
「僕大きくなったらスパゲティ農家になる、スパゲティを刈るって絶対素敵な仕事だ」スパゲティは畑にあるのよとからかわれたけどそれを純粋に信じた子供時代の憧れ。これわかりますよねぇ~これは記憶に強いでしょう。それなら私は消防車になりたかったのよねぇ(幼稚園の時ね!)…消防士じゃなくて車にです(笑)大きくなったら消防車になれないと知ってショックだったのは覚えてます…。でも、不思議とどうして消防車になりたかったのかは覚えてません。
二転三転する展開でしたが、真実は極端なものではなく落ち着いたものでした。医師の崖端の演技もあって、ラストは静かな感動さえありました。
僕は恨んでいるわけじゃない。罪悪感を抱えて生きた30年、記憶を閉ざした主人公より、いつでも頭の片隅にあった彼のほうが辛かったでしょう。
また、ラストの締め方が非常に上手い作品だと思います。

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