いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

フリア よみがえり少女

【概略】
小学校教師ダニエルのところに、ある日突然、子供時代の親友マリオが訪ねてきて「私の娘に会ってほしい。そうしたらすべてがわかる。」という謎の言葉を残し、彼は自殺を遂げる。ダニエルの妻ラウラのたっての希望で残されたマリオの娘フリアを預かることになったが、あどけなく可愛いフリアはやがてダニエルにとって恐怖の対象になっていく。
スリラー


.0★★★☆☆
スペイン映画。お前はいったい、誰なんだ!?
ダニエルとマリオ、この子供時代の親友同士は、過去に凄惨な過ちを犯していたんですね。マリオの妹クララをちょっとした意地悪の事故で死なせてしまっていたのです。
マリオが自殺してしまったのでダニエルは妻の願いもあって遺児フリアを引き取ることになるんですが、フリアがクララのような言動をしたり、クララと呼んだら返事をしたり、同じ童謡を歌ったり、同じリボンをしたりと、クララと重なるようになる一方なので、「クララが甦ったのか!?」なんて思い悩み狂気に走ってしまう。
…で結局どうなのかというと、フリアは頻繁に会っていた祖母ルイサ(マリオとクララの母)から「クララになるべき教育」を受けてたってのがオチになる。妄執ともいえる生育は、その母親の心情が怖いかも。

フリアを演じたマヒカ・ペレスちゃんはとってもキュート。不気味な謎の少女の物語というよりは、娘を殺された母親の執念という作品だったんですね。
ただマリオが自分の母親が娘に色々吹き込んでるって気付かなかったのか?とか気になる部分はでてくるけど、「秘密」というのは何時の時代も効くものなのでしょうね。そしてフリアも自分がクララだというのを子供特有のゲームのように感じてたんだろうね。それが、大きな誤解を生むことを知らずに。
またダニエルの妻がフリアに夢中になるのは仕方ない、子供を欲しがっていてそれは母性ってやつだもの。この二人が互いにきちんと話し合ってたらこんな顛末にならなかったとは思うけれど、すれ違ってその機会がなかったんだよね。「二人だけの時間がないせいよ」といって別荘を借りたらフリアまでついてきた。正直そこは妻にオイッとつっこんじゃった。

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