いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

ブレイブ ワン

【概略】
結婚を間近に控えたラジオ・パーソナリティのエリカは、ある日暴漢にフィアンセを殺され、エリカ自身も命を落としかける。体の傷は癒えても、心の傷が癒えることはなく、護衛のために銃を手にしたエリカは、一線を越えた時、もう一人の自分に目覚めてしまう…。
サスペンス


.0★★★☆☆
ジョディ・フォスターが復讐者となるアクションサスペンス。彼女がなぜこのような経緯を辿ったのかという描写がけっこうじっくり描かれているのが良かったです
彼女が孤独に悪を裁いていくのは、もちろん違法ですし、正義のためとはいえあまりにも独断的。日本とは治安が違いすぎるNYの街中で、不当な暴力によりその恐ろしさを知ってしまったトラウマから葛藤する心の動きは良くできていたと思いますよ。
正反対の位置に、テレンス・ハワードさん演じる刑事がいます。彼は法を遵守する立場であり「親しい人間でも逮捕できる覚悟をもっていたい」という正義感の強い人間。でも、その法で全てを守れるわけではないことも知っている。
不条理に全てを奪われてしまったエリカ。彼女の選択を間違っているとは言い切ることはできない。「死ぬより、生きるのは大変よ」顔見知りの黒人の女性は言ってました。犯罪者を裁いて行く行為ではなく、恐怖に打ち克ちそれでも生き抜いていく、勇気。この作品が伝えたかったのはこういうことなのかな
派手なアクションものというわけではないのですが、音楽もあってなんだかジワジワとした緊張感がありました。ラストは確かにあれ「いいのか!?」と思ってしまうものですが、良い…と私は思います。そこを考えるような物語ではないと思うの。

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