いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ブローン・アパート

【概略】
幼い息子と夫をサッカー観戦に送り出した若い母親は、恋人との情事を楽しんでいた。そんな中、息子たちが行ったスタジアムで自爆テロが起きたというニュースが流れ…。
サスペンス


.0★★☆☆☆
まさに昼下がりの情事を楽しんでいた女性が、夫と息子を自爆テロで亡くし、喪失感と自責の念に駆られながらも何とか立ち直っていくというお話。ミシェル・ウィリアムズ、ユアン・マクレガー共演。マシュー・マクファディンさんがでてるので観てみました。
不倫相手のジャスパーは新聞記者で、自爆テロを起こした相手の家族の居場所を探り彼女に教える。そして彼女は会いに行って犯人の息子と出会う。憎悪の気持ちはあっても、犯人自体は自爆で亡くなっていて、喪失感を抱えているのは互いに同じだと気づいた彼女は次第に落ち着きを取り戻していく。
息子との思い出の場所である海岸で犯人の息子とテレンスと関わりあう彼女。しかし、夫の上司であるテレンスは自爆テロが起こることを予期していたんですね。慰めに近づいてきていたのは、同情だけからではないでしょう、下心や多少の罪悪感があったと感じます。
何度も繰り返す息子の思い出で、母親の息子を思う気持ちが痛いほどに伝わってきます。
こういった作品では、悲嘆にくれるヒロインが、どうやって喪失を受け入れて再生を果たすかに尽きます。でもそこがこの作品では非常に曖昧でビン=ラディンへの手紙と「妊娠」という新しい生命の誕生を受け入れたことがそれに相当するのでしょうか。もちろんジャスパーとの子です。
この作品の場合は結果OKですけれども、避妊はしましょうね…。

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