いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ベアーズ・キス

【概略】
サーカスの娘として育てられた14歳の少女・ローラは、両親の不和に悩み、小熊のミーシャだけを心の拠り所にしていた。そんなある夜、ミーシャは人間へと姿を変え、ローラと恋をする。
ロマンス


.5★★★☆☆
概略は夢見る感じだけれど、全体に物悲しい雰囲気が漂うのは、舞台が落ちぶれたサーカスで、孤児で身寄りのない少女と、母熊を殺されサーカスに買われてきた小熊のお話だからかな?
ナタリー・ポートマン似の孤独な少女ローラが心を開けるのは、小熊のミーシャだけ。ある日、いつものようにミーシャの檻に行くと、そこには見知らぬ青年が入っていたのでした。

( ↑ )小熊のミーシャといってもこっちではない(笑)
物語の展開が強引で雑なのが難ですが、せつな目に描かれた熊と少女の恋物語です。孤独と寂寥感が見え隠れもする。
ミーシャと青年がどこか繋がる部分があればよかったのだけれど、そこがない。そしてローラもすぐに熊=青年を受け入れる。ミーシャ役の青年はどこか全体の雰囲気が熊っぽい印象。
シベリアの民話を基にした作品だそうですが、むこうでは熊というのが身近な存在なんでしょうね。
ローラを助けるために襲った男を殺してしまったミーシャ。「人間を殺してしまってはもう人間にはなれない」と言われ絶望するローラ。熊の姿のままのミーシャを愛し続けるにはどうすれば良いのか。寓話的な物語が展開する。
ラストは、シベリアでミーシャを追うローラが熊になってしまう。
ローラ役のレベッカ・リリエベリさんはこの映画の撮影当時で20歳くらい、とてもそうは見えないのですが、ちょっと幼児体型なのが魅力的です。
異国間漂う不思議な魅了に溢れていた作品です。

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