いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

べオウルフ

【概略】
スロースガール王が治める北欧の小国デネのヘオロット城は、カインの末裔で呪われし巨人グレンデルによって毎夜襲撃され多くの家臣が虐殺されていた。王の血縁で英雄のベオウルフはその噂を聞きつけ、彼を慕う10名の戦士とともに海を渡りヘオロットの警護にあたることになった。ある夜、グレンデルがヘオロットを襲撃、死闘の末ベオウルフによって捕われてしまう。グレンデルは自らの腕を切り取り逃走。重傷を負ったグレンデルは息絶えたかに見えたが、別のある夜、再びヘオロットが巨人によって襲われてしまうのだった…。
ドラマ


.0★★★☆☆
すごく地味な映画です。
有名な伝承ベオウルフの英雄譚ではあるものの、ど派手アクションや殺陣、CG類が一切ない。それどころかまともな(?)戦闘じたいないかもしれない。有名な巨人の腕を切り落とし~も、グレンデル自身が逃亡のため切りおとしたものでした。歴史アクションなどを期待するとがっかりするかもです。
巨人族もそんなに体が大きくあらわされていないので(普通に大きな人間として許容範囲内)、一見とてつもなく駄作にみえるのだけど、実は深い人間ドラマだったりする。曲のせいだろうか、ラスト近くに胸が熱くなった。自分でも不思議。
この映画では、巨人と人間という違う部族の争いをファンタジー要素で見せずに描かれていて、確かに巨人族は人間からすると異様にみえるのだけど、憎しみの連鎖の発端自体が「領土に入り魚を釣った」という些細なことで、それをベオウルフが知るシーンの表情がとてもよかったように思う。単なる筋肉単細胞な英雄ではなく自分の立場や周囲などに感傷的だったり苛立ちとまどい悩むベオウルフがとても人間的。
相変わらずジェラルド・バトラーは物凄くかっこいいし、見ごたえはある映画だと思いますが…ただ、これは万人向けではないですね~。

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