いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

ベラミ 愛を弄ぶ男

【概略】
貧しく惨めな生活を送る24歳の青年ジョルジュは、ブルジョワ社会で優雅に暮らす旧友と再会したことを機に、社交界で成功を収めたいという野望を抱く。知性も教養もない彼は、「ベラミ(美しき友)」と讃えられる美貌と肉体だけを武器に、偽りの愛を囁きながら金持ちマダムたちを性の虜にし、女を踏み台にしては強欲に出世していく…。
ドラマ


.0★★☆☆☆
ロバート・パティンソンさん演じる主人公の相手役の中に、クリスティーナ・リッチさんがいたので見てみた。他にユマ・サーマン、クリスティン・スコット・トーマスさんが相手役。正直ロバパティはどうでもいいですw
偽りの愛で女を悦ばせ、他人を踏み台にして成りあがる危険な男…しかし果たして彼は本当に危険なのか?
有力者の妻たちを味方につけることでのし上がっていく様、男女とも貞淑観念はなく、性的な魅力が金と権力を呼び寄せる。
ユマ・サーマンさん演じるマドレーヌは、女性であるがゆえに実力を認められることはない知的女性。クリスティーナ・リッチさんが演じるクロチルドは、愛する男に従順な女。クリスティン・スコット・トーマスさん演じるヴィルジニは社長夫人ながらジョルジュとの情事に溺れる女性。三者三様の個性を持つ女性陣ですけれど、だからこそなぜジョルジュ?と思わずにはいられない凡庸さがジョルジュに見受けられた私はこの「設定」に単についていけなかっただけなのかなあ。
これ、人生経験をそれなりに積んだ女たちがコロリと傾く美貌がなければ全く説得力を持たない話なのですよね~。そういう意味ではロバパティは合ってない気がする。しかし無教養と実体の伴わない向上心をもつジョルジュの、自尊心だけが高い男の姿という意味では、合っているような気もしないでもない。一言で言えば幼いんですよね。行動や言動が逐一幼い。
しかし後半の展開にはちょっと呆れた…。ジョルジュが復讐に走り、映画は空虚さに満たされる。自分の器を完全に勘違いした男の人生の果ては、やはり破滅であるべきだ。

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