いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです
個人の感想なのでネタバレしています

ぼくが天使になった日

【概略】
ブルーノは女の子のようなフワフワした洋服が憧れで、そのため学校ではイジメられっ子。離れて暮らすパパとの間にも溝ができている。だけど、転校してきた活発な黒人少女シャニクアだけはよき理解者。ストレスで過食症になった巨漢のママとクールな祖母の愛に支えられ、ブルーノはちょっと風変わりな自己表現で周囲に影響を与えていく。
ドラマ


.0★★★☆☆
1人の少年の「自分らしい」生き方を通じてその大切さを描いた作品です。
大食漢だが服飾の才能があるママ、得意なことはスペリングで女の子のドレスやきれいで可愛いものが好き、ホッケーは苦手で1人でいるのが好きで「女々しい」、そりゃあ残念ながらブルーノはいじめられるよね…。でも彼の凄いところは、信念を貫く強さをもっているところ。鏡の前で白いドレスを着てクルクルと回るところが可愛らしくて印象に残っています。天使みたい。
なぜドレスを着てはいけないか、ここのブルーノの言い分は面白いです。でもそのためにまた酷く苛められるんだよね…。
また、スペリング全国大会でのドレスは、ブルーノが天使を思って決めた、それは神様に近づきたいから。宗教色がちょっとありますが、気にならない程度です。

実は、父の本性や祖母との関係が裏に大きく関わってきていました。父親はかつてオペラや詩を好む所謂「女々しい」少年だった、でも自分を貫けずに成長してしまった。また祖母はブルーノの肝っ玉に感嘆し、ついには理解して受け入れてくれます。力強い味方です。
物語のラスト、全米スペリングコンテスト大会で優勝したブルーノの姿は格好良かったです。ブルーノは別に女性になりたいわけではない、ただ可愛いものが好きなだけ、自分らしくあるための力をもらえるから。「自分らしさ」って大事だけど、それを貫くのって凄く勇気がいるよ。飛行場でパパとのシーンも感動的でした。
院長先生にキャシー・ベイツさん、パパ役にゲイリー・シニーズさん、クールな祖母にシャーリー・マクレーンさん。

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