いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

マウス・オブ・マッドネス

【概略】
失踪した人気作家の行方を追う保険調査員の男が、現実と虚構の入り交じった世界で彷徨う姿を描く。
ホラー


.0★★★☆☆
まだこの作品が観れるとは思ってませんでした。サム・ニールさん演じる保険調査員が探す失踪したホラー作家が書き残した本「マウスオブマッドネス」が人類を破滅に導き徐々に日常社会を侵食していく様が不気味で魅力的な作品です。
現実と虚構が行き来する話で非常にわかりずらいのですが、サム・ニール演じるトレントはまさにその間を覗いてしまったということでしょうか。「覗くな、狂うぞ」のキャッチコピーどおり。
ホラー作家の所在を調べるだけの簡単な仕事だと思っていたが、まさかこれが悪魔と人類存亡に関わることだとは夢にも思っていなかったトレントは、謎を解いてたどり着いたホブの町で奇怪な人々と出会う…。

ここではホラー小説の内容が現実に影響している…というより、「ホラー小説に書かれていることが現実である」のだ。だがあくまでなにも信じないトレント。
徐々に不思議な出来事が重なり不気味さが増していくのですが、ぺらぺら自転車乗り、変わる絵、浸食された子供達、触手老婆が斧で自分の夫を切り刻んでいく様、リンダの首が180度廻って地面を這う様など、恐怖シーンの連続は「作家のストーリーの中だから」という事で終わらせられてしまう。
ラストは「マウス・オブ・マッドネス」のシナリオ通りに現実が侵食されてしまい、1人トレントだけが正気として残されたということでしょうか。そして次第に狂気に飲み込まれていく。
テーマ曲がまた格好いいですね。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。