いやいやえん

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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

【概略】
夫に先立たれ、静かに晩年を過ごす86歳のマーガレット・サッチャーは、夫との思い出や結婚生活、政治人生を振り返り始める。
ドラマ


.0★★☆☆☆
「教えて。あなたは幸せだった?」
政治に疎い私なので、当たり前ながら「しまったこれは調べてから観るんだった」と後悔。色々な世情が全くわからないです、ともすれば、主人公であるマーガレット・サッチャーって誰?からはじまってしまいます^;(英国初の女性首相ですね)先月、亡くなられてしまいました。
認知症になりひとり静かに晩年を送るマーガレット・サッチャー。自叙伝に旧姓でサインをしてしまったマーガレットは、ふと過去を振り返る。夫と出会う前、夫との出会い、結婚生活、そして、“鉄の女"の名で知られた政治家としての人生を―。
この作品は「鉄の女」といわれた彼女の強靭な意志と決意がもの凄く伝わる映画で、そういう意味では主演のメリル・ストリープさんのなりきりぶりは圧倒的でさすがだなと感じられました。国家財政難や紛争など様々な問題が押し寄せた彼女の時代、弱いところはみせられなかったんだろうなと思います。
老いによる認知症の現代シーンは少しコミカルであり悲哀気味に描かれています。
単なる伝記映画ではなく、老いを含めて家庭人として政治家として2通りの面をもつ彼女の内面の孤独に寄り添うように展開する構成は見事だったと思います。
ただエピソードを点々と見せられているだけで、エピソードに対する掘り下げがあまり深くなく、当たり障りのないようなラストを迎えてしまうところは少し残念。この映画が作られた時はまだ存命でしたから仕方ないのかもしれませんが。亡くなられた今もし同じ映画を作るのだとしたら、おそらく脚本は違ったものになっていた事でしょう。

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