いやいやえん

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個人の感想なのでネタバレしています

マクナイーマ

【概略】
アマゾンに響き渡る産声。生まれ出でしは、黒人の中年男の姿をした赤子。“マクナイーマ"と名づけられた赤子は、あるとき魔法の泉の水を浴びて美しい白人の青年に変身する。アマゾンを抜け出し、都会へ出かけたマクナイーマは、そこで美しい女ゲリラ・シーと出会い、恋に落ちる。マクマイーナは彼女と共に金と愛欲の日々に溺れ、やがて2人の間には赤子が産まれる。しかし、幸せな日々もつかの間、シーが自ら仕掛けた爆弾によって赤子と一緒に爆死。絶望と悲しみに打ちひしがれたマクマイーナは、身も心もボロボロになる。そんなある日、“人喰い巨人"の異名を持つ大金持ちのヴェンセスラウが、奇妙な石を手に入れたというニュースが飛び込んでくる。それは、かつてシーが肌身離さず持ち歩いていた“幸運を呼ぶ石"だった。マクナイーマは“人喰い巨人"の手からその石を奪う事を決意。奇想天外な大冒険が始まる―。
コメディ


.0★★☆☆☆
ジャケの「脳みそトロりんちょ」からしてわかると思うのですが、なんつーカルト映画だろうか。まっその「脳みそトロりんちょ」に惹かれて借りてみたんですが…冒頭の出自からして凄い。

アマゾンの密林の中で、老いた母親の股間から、中年の姿のまま生まれた黒人の赤ん坊、母親は「不吉」を意味する「マクナイーマ」という名前をつける。マクナイーマには2人の兄(白人と黒人の兄貴)がいて、葉巻を吸うとマクナイーマは白人の王子に変身し、やがて3兄弟は都会を目指すことに。すると道中、マクナイーマは「魔法の泉」の水を浴びて、永遠に白人の姿になるのです。

ブラジルという舞台で、先進国と自国の歪んだ羨望の象徴やら、女ゲリラとの結婚や権力者の館のプールでの残虐行為など、この奇天烈な話の中で実は非常にブラックシュールな暗喩が込められていそうです。
西洋諸国に蹂躙された南米に対する皮肉なのか、ただのブラックな笑いなのか。
なんにせよ、マクナイーマにとっては「すべてめんどくさい」だけであり、食べる、寝る、女、金、彼の興味はそれだけ、欲望の塊なのであった。
正直黒人の姿のほうが味があって良かった。イケメン白人の姿になってからは普通の?駄作に思えてならなかった。
森で置き去りにしたマクナイーマが戻ってきた事で母親がショック死したところは不謹慎ながら笑ってしまった。

嗚呼、臓物と煮豆のプールの愉快さよ!プールには惨たらしい死体があふれていると言うのに、それらが全てパレードのように感じてしまうのはなぜだろうか。なんにせよ、マニアックな映画だった。

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