いやいやえん

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マスターズ オブ ホラー 悪夢の狂宴 HDマスター版

【概略】
ホラー映画界の2大巨匠がエドガー・アラン・ポーの原作を映画化したオムニバスホラー。『ゾンビ』のジョージ・A・ロメロ監督作『ヴァルドマー事件の真相』と、ダリオ・アルジェントが監督を務め、ハーヴェイ・カイテルが主演した『黒猫』を収録。
ホラー


.0★★☆☆☆
2作品がはいっているオムニバスですが、どちらもいまひとつなのでどちらか監督のファンという方以外にはおススメしにくい作品かもしれない。
「ヴァルドマー事件の真相」
これ、原作も知らないなあ。
臨終の人間に催眠術を施すことにより、どれだけ延命させることができるかを描いた原作らしいのですが、映画としてみれば、それはいわゆる死体が動く、ゾンビ。
財産目当てで大富豪の老人ヴァルドマーと結婚したジェシカは、ようやく夫が死の床に着いて遺産が手に入ると思ったのに、夫が死んでも自由に金を使えるようになるには数年かかると知って、当座を贅沢に暮らすために証券を現金化して自分のモノにしようと企みます。自宅療養させ、医者として元恋人で現愛人の精神科医ロバートに催眠術をかけさせ委任状へのサインなど財産の一部を自分名義に変更させるのであった。
しかしヴァルドマーが死亡してしまう。このままでは全てが失敗に終わると慌てた2人は、とりあえず死体を冷凍保存し、死亡の事実を隠すのだが、しかし催眠状態のままだったヴァルドマーの死体は2人に助けを求めてくるのだった!
正直微妙だった。ゾンビは一応出てくるけれども少しだし、ゾンビといえばロメロなので、あまり設定上それを活かせてなかったかなと思う。やっつけ気味ともいえる。原作が描こうとしていた恐怖感みたいなものはあまり感じ取れず。
「黒猫」
これは有名ですね。妻を殺害した男が、黒猫の怨霊により破滅する物語ですね。
ただし主人公を屍体専門のカメラマンにして妻を恋人にして、「落とし穴と振り子」をモチーフにしたかのような凄惨な場面や股間串刺しなどもあるので、ある意味で猟奇趣味的演出が炸裂した感じになっています。
ロメロ担当話よりは真っ当にみれるが、でもどちらも物足りず。黒猫に翻弄され狂気に陥っていく様が全然描けてないし、これも中途半端。偽装工作も酷いです^;黒猫ちゃんが可愛いぶん、悶えて歪む表情が苦しそうです。

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