いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

マッチポイント

【概略】
野心家の元プロテニス・プレイヤーのクリスは大金持ちの息子トムと親しくなり、トムの妹クロエと付き合うようになる。ある日、トムの別荘に招かれたクリスは、トムの婚約者であるノラと出会い、挑発的な態度の彼女に惹かれ関係を持ってしまう。クリスは憧れの上流階級の道を選びクロエと結婚するが、ある日偶然ノラと再会して心は揺れ動き…。
サスペンス


.0★★★☆☆
スカちゃんの役どころのノラは魔性の女ではなくて、これまでも外見がセクシーなばかりに愛と欲とを勘違いした男に騙されてきたんだろうと思えるキャラクターです。ごくごく普通の、愛した人に愛されたいと願う女性でした
会ったらすぐ部屋でセックス、終わったらすぐにサヨナラ、これじゃノラが私はなんなのと思うのだってわかるよ…、とはいえ、あのスカちゃんを観てクラリとしない男性はそういないでしょうし。献身的な妻と上流階級であることに縛られ、自由がなかったんでしょう。あれでは息がつまります。ノラとの逢瀬にのめり込むのもわからないでもないですよね、自分を取り戻すためでもあったのでしょう。
子供ができてしまったことで、相手に責任を求めるのは当然だと思う。結局男は愛人を殺してしまうわけなんですが、「罰を受けるのは当然だ、それが正義だ」って…彼はいつ罰を受けるの?苦しみを抱えたままで生ぬるいセレブ連中に囲まれてこのあとも人生を過ごす、それが、罪?
マッチポイントというタイトルと運の話が何度かでてきていましたが、彼は運を手に入れたんでしょうね。たまたまあの指輪を拾ったジャンキーや、お間抜け警部、何も知らない幸せな妻の家族達。ラストの、生まれた子供に対する「運があればよい」ってなんて皮肉な台詞だろう!

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