いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

MAD探偵 7人の容疑者

【概略】
張り込み中の刑事が失踪し、彼の所持していた拳銃で強盗事件が発生。特別重犯罪捜査班のホー刑事は暗礁に乗り上げた事件を解明するため、元刑事のバンに協力を要請する。
サスペンス


.0★★★☆☆
人の内面が見えるというバン刑事。冒頭から、その奇行が始まっています。被害者になりきるために、スーツケースに入り何度も階段を落とされたり、署長の退職祝いに自分の耳を切り裂いてみたりとなかなかショッキング。名刑事だがその奇行の為、クビになってしまうのも頷ける。
1年半前に失踪したウォン刑事の拳銃が使われた連続殺人事件の捜査協力をホー刑事に依頼されたバンは、さっそく捜査に乗り出すんだけれども、バンはウォン刑事の相棒だったコウ刑事の中に7人の人格がいることを知る。
人格が人間の姿をして歩いているので、一人の人間に多数の人格があるとぞろぞろと連れ歩いてる事になるので、少々可笑しかった。普通の刑事ものと違って能力的なものがあるのと、斬新な映像でちょっと妙な映画になっていると思う。
また、女の人の人格って強いんだな、バンからみたコウ刑事の人格をまとめてるのが冷静な女性で、食べる時は巨漢の男性に変わったりするのが面白い。中には暴力的な人格も。
バンの捜査の仕方って、相手になりきる捜査法。それが他人には奇行にみえるんだよね。だから、強盗の真似をしてみたり同じ料理を何度も食べたり自分で自分を土の中に埋めてみたりなんかもする。
それで事件の全貌が読めてしまうんだから、ほんとに不思議というしかない。

鏡の部屋の4つ巴の構図はなかなか面白いものだった。そしていとも簡単に行われる隠匿行為。そう、全ては隠匿行為からはじまったのに、ラストも隠匿行為で終わるところがなんともいえない余韻を残しますね。

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