いやいやえん

映画・DVDの感想ブログです。個人の感想なのでネタバレしています。

MAMA

【概略】
投資仲介会社を経営するジェフリーは、精神を病み、二人の共同経営者と妻を殺害する。彼は3歳の娘ヴィクトリアと1歳の娘リリーを連れて雪道を車で逃走中、スリップ事故を起こし崖から転落するが、奇跡的に助かる。森を彷徨ううちに小屋を見つけ、そこで娘たちを殺そうとするも、そこに潜む何者かに彼自身が消されてしまう。残された娘たちは不気味な存在となってその小屋に留まることとなる。5年後、ジェフリーの弟は、娘たちを発見し、娘たちの心理状態を研究したいドレイファス博士の策謀のもと、叔母との親権紛争に勝ち、恋人のアナベルとともに博士が用意した家で共同生活を始めるのだが…。
ホラー


.0★★★★☆
ギレルモ・デル・トロ製作総指揮ってことで期待していた本作。ジェシカ・チャステイン主演。
共同経営者と妻を殺害し、二人の子供まで殺害しようとした時に何者かに消される父親。5年後、野生児と化した二人を保護した叔父と恋人アナベルとの4人生活が始まる。しかし2人の子供らの謎の5年間には、MAMAという謎の存在が居るのだった…。
母性ホラー、怖くて物悲しいストーリー。これは好きです!

ジェシカ・チャステインが演じるのは、ロックミュージシャンのアナベルでどちらかといえば子供が嫌いなタイプの女性。しかし、子供たちの面倒を見て接して行くうちに母性に目覚めて行くんですね。
5年もの間、姉妹の世話をしていた「MAMA」。どうしてそこまで子供の世話をするのかというと、それには悲しい過去があって…。

昔、精神科の患者の女性イーディス・ブレナンは赤ん坊を奪って逃走、湖に身を投げた。しかし赤ん坊は助かり、遺骨となっているが今でもMAMAは赤ん坊を探して森を彷徨っている。
「過ちが正されるまで霊は怒って繰りかえす」つまり悪霊と化す。

MAMAは蛾の化身のような感じで描かれていました。その様相は恐ろしい。しかし、身を削って姉妹に食べさせていたとも思える行為や、子供に対する深い愛情など、恐ろしいのだけれどもやはり「母性」を感じさせるもので…。ラストで子供たちがそれぞれ選ぶ決断が、せつなかったですね。赤ん坊だったリリーはやはりMAMAを選び、人間の生活を思い出していたヴィクトリアはアナベルを選ぶ。
なんか悪霊が母性を…ってところで「スウィートホーム」を思い出しましたねえ。

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