いやいやえん

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マリー・アントワネットに別れをつげて

【概略】
1789年7月14日、いつもと変わらぬ優雅な朝を迎えたはずのヴェルサイユが1枚の紙に震える。フランス革命勃発のきっかけとなる、バスティーユが陥落し、王妃マリー・アントワネットとその寵愛を受けるポリニャック夫人の名前も載った286人のギロチンリストが発表されのだ。朗読係のシドニーは心酔する王妃への忠誠を誓うが、王妃から思いもよらなぬ頼みを命ぜられる。
ドラマ


.0★★★☆☆
マリー・アントワネットにダイアン・クルーガーさん、その朗読係の娘シドニーにレア・セドゥさん。
フランス王妃マリー・アントワネットの朗読係であった少女シドニーの視点から、フランス革命時のヴェルサイユ宮殿で繰り広げられていた歴史の裏側を描いたドラマです。
革命の報を受けて、宮殿内の貴族たちがどのくらい動揺し不安にさらされていたかが細やかに描かれています。王妃や市民視点からではないのは珍しいですね。
心酔している王妃から、まるで恋人のような感情をポリニャック夫人にもっていることを打ち明けられるシドニー、なんだか奇妙な三角関係です。でも、同性でも凄く親密な関係ってあるもの。友情と恋情は紙一重ともいいますもんね。ただ、どんなにシドニーが王妃に心酔しきっていてもその人の一番になることはかなわない。命じられたのは、ポリニャック夫人の身代わり。
特別な存在になりたかった、ただそれだけなのに、誰でもなくなるというラスト。このラストはなかなか良かったですが、全体に脚本が薄いというか、絢爛豪華なのにそれにあっていないというか。だからか盛り上がりにいまひとつ欠け、何故か印象に残らない。その部分は致命的かなと思いました。

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